よさこいソーランやエイサー、町内会のイベントなど、法被や半纏の出番は無くなりません。
太鼓の響きや笛の音に、心躍るのは日本人らしさですよね(*´▽`*)
日本の心意気に触れ、さて祭りが終わってその法被や半纏、どうします?
家で洗う?借りものだからクリーニング?
法被や半纏の中には、昔ながらの藍染めのものもあって洗い方が難しいんです。
洗ったら自分のだけ皆と色が違う(´;ω;`)なんてことになったら大変大変!!
法被や半纏の洗い方を調査しましたよ~
法被・半纏は素材にご注意!!
法被や半纏は綿素材が一般的です。
綿は繊維も太く、洗濯に強い素材なので自宅で洗えます。
中にはレーヨンや絹の法被(半纏)もありますが、こちらは自宅洗濯には向かない素材です。
その法被!染めか?プリントか?
洗う時に一番気をつけなければならないのは「染め」か「プリント」か?ということ。
今はプリントものが主流で、綿素材のプリントものは自宅で洗濯機で洗っても大丈夫です。
また、同じプリントでも素材が絹やレーヨンのものは水に濡らすリスクが高いです。
特に絹の場合は、クリーニングでプロに任せるのが無難かもしれませんね。
染めの法被やチームのものなのはクリーニングが安心!
法被はチームで着たり、団体で着る場合が多いです。
特に借り物などは自宅で洗うのが心配な時もありますよね。
それが染めの法被ならなおの事、色落ちの心配が大きいです。
さらにチームの法被はまとめると数が多く、クリーニングに出すのも大変!!
そんな団体のチームには宅配クリーニングがおススメです。
自宅まで取りに来てくれて、自宅に届いて楽々と評判なんです。
法被・半纏・足袋のクリーニング料金は?
特殊なもののクリーニングは各店によって料金は違います。
大体の平均値は下の表の通りです。
法被 | 500円~ |
法被(絹) | 2,000円~2,500円 |
半纏 | 1,000円~2,000円 |
足袋 | 1,000円~1,500円 |
足袋(ゴム底) | 2,000円~4,000円 |
法被や半纏を洗う時は洗剤は使わない
自宅で洗う時は、お湯や洗剤は使わず真水で押し洗いです。
洗濯機や乾燥機は使用せず、手で揉み洗いが推奨されています。
でも、もみ洗いは擦り方や力加減に個人差もあるし、全体を均等に洗うのも難しいですよね。
また、冬場は冷たい水が苦手な人もいるでしょう。
お湯で洗うのは脱色の一番の原因です。
ならば、弱水流で冷たい水で洗った方が良いというわけです。
時間はなるべく短時間で、日影干しでしっかり乾かすのを忘れないで下さい。
お祭り用の足袋の洗い方は?
素材が綿の足袋は自宅で洗うのも可能です。
洗濯機を使わず、選択石鹸などで手洗いで洗った方が地下足袋を痛めません。
中敷などははずして洗いましょう。
また藍染などの染物の足袋は色が移る可能性がありますので、他のものと分けて洗います。
しかし、足袋の底部分にゴムが付いているものはクリーニング店では断られることもあります。
でも、靴を扱うクリーニング店ならゴム底足袋も洗えます。
かさばる足袋や靴も、宅配の靴クリーニングなら楽々ですよ。
藍染の法被・半纏は2年間は洗濯しない
欲を言えば、藍染の法被は2年間は洗濯しないのがベストなんです。
粋な江戸っ子の中には、買ってから2年間は着ないという人もいるくらい!
それはなぜかと言えば、できたばかりの藍染法被はまだ藍の染料が生地に定着していません。
ちょっと濡れただけでも変色してしまうのです。
たとえどんなに気をつけて洗ったとしても、色落ちは避けられません。
どうしても汚れてしまった時は、かたく絞った布で拭いてよく乾かしましょう。
藍染製品はクリーニングにも細心の注意を
基本的には洗いたくない藍染めも、どうしてもクリーニングに出さなくてはならない事もあるでしょう。
もしクリーニングに出す時は、藍染製品に詳しい専門店に出すことをおすすめします。
クリーニングの知識も技術もまちまちで、ドライクリーニングしたらボロボロになったという話も聞きます。
かならず藍染法被(袢纏)の洗濯経験があるクリーニング店に出して下さい。
クリーニング代は法被は大体1,200~1,500円の所が多いようです。
藍染であることをしっかり伝えて下さいね。
法被・半纏・足袋についてまとめます
法被や半纏、足袋の洗い方の注意点は・・・
- 素材が綿か?レーヨンか?絹か?確かめる
- 染めか?プリントか?確かめる
- 自宅洗いは洗剤を使わずに真水で洗う
- クリーニングに出すなら知識、技術のある店で、染め製であると伝える
子供から大人まで、サイズも素材が違ってもお祭りにココロオドル日本人。
その心も法被も、綺麗に受け継いでいきたいものですね。
色落ちさせずに綺麗にクリーニング!まとめて洗うチームの法被は宅配クリーニングが便利!
クリーニング店まで運ぶ手間、省いてみませんか?