
ジーンズには、ジーパン、デニムなんて呼び方もありますね。
誰でも一本は、持っているジーンズですが、クリーニングでも洗濯でも心配なのは色落ち。
色落ちが怖いから、絶対洗わない派!なんて人もいるかもしれませんね。
そんなジーンズを色落ちさせずに長持ちさせるクリーニングの出し方のポイントと料金、そしてジーンズのお手入れ方法お教えします。
特にドライクリーニング扱いでクリーニングする時は、ジーンズのラベル部分がキーポイントとなるんです。
それは後半でお話ししますね。
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「ジーズンは洗わわない」は実は間違い
ジーンズ愛好家の有名人などがテレビや雑誌で「風合いが変わるから、絶対洗わない」と言っているのを聞いたことはありませんか?
でも、実は「ジーンズは洗わない」は間違いなんです!
ジーンズはクリーニングや洗濯が長持ちの秘訣
もともと作業着だったジーンズ。
汚れに強いイメージがあります。
だからと言って洗わずにいると、繊維がヨレヨレになって早く劣化してしまいます。
洗うことで、伸びてしまった繊維が元に戻り、結果的に長持ちすることになるのです。
それに、長い間洗わないと雑菌が繁殖してしまうんですよ。
少なくても1か月に1回はクリーニングかお家洗いをして欲しいものです。
ここで1か月に1回のジーンズ洗いが大変だという方にお得な情報を!
定期的にクリーニングするものに便利なのが宅配クリーニングなんです。
宅配クリーニングは、お店を探す手間も持ち運びの苦労もなくネットで申し込み、宅配便でポン。
朝でも夜でも土日でも、自分のペースでクリーニングに出すことができます。
おまけに街のクリーニング屋さんだと1,000円位追加料金がかかる染み抜きも基本無料!
ジーンズはクリーニングにお任せしたいという方は、是非宅配クリーニングを試してみてくださいね!
ジーンズは色落ちすることが前提で作られている!?
ジーンズの洗濯で、最も気掛かりなのが色落ちですよね?
ジーンズ特有の藍色は、インディゴブルーと呼ばれます。
インディゴという植物由来の染料には防虫効果があるため、ジーンズは屋外での作業着として重宝されました。
でもこのインディゴ染料、染まりにくい上、とにかく落ちやすい!
つまり、ジーンズには、色落ちを楽しむアイテムとして割り切らなければいけない部分があるのです。
色落ちを恐れすぎず、ジーンズはお家で洗ったり、クリーニングに出したりするようにしましょう。
クリーニングに出さず、ジーンズを自宅で洗うときの注意
色落ちがあまり気にならない普段使いのジーンズは、自宅で洗濯できます。
クリーニングに出すまでもないな・・・という場合は、試してみてください。
おしゃれ着用中性洗剤か、ジーンズ専用の洗剤で洗う
蛍光剤が含まれている洗剤は使用すると、ジーンズが変色してしまいますので、使わないようにしましょう。
- ポケットに何も入っていないのを確認し、ジッパーやボタンを留め、裏返します
- ダメージ加工がないものでも、洗濯ネットに入れて洗濯機へ
- 洗濯機はドライコースを選んで洗ってください
- 裏返しのまま、逆さにして日陰で乾かします
※色移りしないよう他のものとは分けて洗ってください。
※ポリウレタンが入っているジーンズは、熱に弱いので乾燥機はNGです。
※逆さに干すと、膝のぼこっと出ている部分が、伸びて目立たなくなることがあります。
塩と酢を使って、ジーンズを洗う
それでもやっぱりジーンズの色落ちは最低限にしたい人は、塩と酢を使った洗い方があります。
- ジーンズがつかる位の水に、塩と酢を適量入れます
- ジーンズを入れて押し洗いします
- 水ですすいで軽く絞るか、15秒くらい脱水をかけた後、裏返しにして干します
※お湯を使うと、色落ちしてしまう可能性が高まるので、水を使います。
クリーニング店でも基本ジーンズは水洗いです。
ジーンズもクリーニングに出せます
色落ちやダメージを少しでも減らしたいと思ったら、クリーニングに出すのがお勧めです。
クリーニング店では、色落ちに配慮しながら、ヴィンテージやダメージ加工など、そのジーンズの特徴にあったクリーニングをしてくれます。
ジーンズのクリーニング料金は普通のズボンと同じ
「ジーンズをクリーニング」って、あまりなじみがないかもしれません。
でも基本的には、普通のズボンと同じ料金約500円~1,000円でクリーニングが可能です。
ただし、刺繍やペイント、マッド加工、超ダメージ加工などが施されている場合は、引き受けてもらえないことがあります。
また、加工によってクリーニング料金が基本料金にプラス約500円~1,000円となることもありますので注意してください。
クリーニング店ではジーンズは基本水洗い
クリーニング店では、ジーンズの色落ちに配慮しながら水洗いし、自然乾燥させます。
ドライクリーニングにしないのも、乾燥機を使わないも、ラベルパッチの保護のため。
革のラベルパッチは、クリーニング溶剤や乾燥機の熱でダメージを受けてしまうのです。
ジーンズの色落ちを防ぐには、ドライクリーニングがベター
ジーンズ本体の色落ちを最小限に抑えられるのは、水洗いよりドライクリーニングです。
ドライクリーニング希望という場合は、ジーンズの洗濯表示でドライの可・不可を確認の上、クリーニング店に相談しましょう。
追加料金で、引き受けてくれるところもあります。
ドライクリーニングに出す場合は、ジーンズのラベルを確認して!
ジーンズのラベル(パッチと呼ばれることも)が、本革だった場合は、ドライクリーニングに出すのはやめましょう。
ドライクリーニングすると、革が硬くなってツヤがなくなり、元の状態に戻せなくなります。
ジーンズを出す時でも、洗濯タグをみて、素材が何を使っているかしっかり確認しましょう。
ジーンズを出す時は、クリーニング店に仕上がりのイメージを詳しく伝えて
製造してから一度も洗っていないリジッドデニム。
洗うと縮みます。
ジーンズの部分的な色落ち「アタリ」も、太もも付近のシワのような色落ち「ヒゲ」も、水洗いやドライクリーニングで状態が変化してしまいます。
クリーニングに出す際は、このような「変化」があることを前提条件として、とにかく仕上がりイメージを店側に伝えることが大切です。
ジーンズのクリーニング番外編:APC流「高級デニムの洗い方」
APCやディーゼルなど一本3万円前後もする高級デニム。
(ここではジーンズではなくデニムと呼びたい?!)
洗うにしても、クリーニングに出すにしても緊張が走ります。
一つの見解としてAPC流を紹介しますね。
出来る限り洗わない→ドライクリーニング
とにかくデニムを洗わずに履き続ける。
我慢できなくなったらドライクリーニングに出す。
浸けおき洗い
濃色製品用洗剤を水に溶かし、1時間程度デニムを浸けておく。
そのままこすらずにすすぎと脱水をし、干す。
洗濯機洗い
濃色製品用洗剤を使い、常温、デリケート洗い、脱水無しで仕上げる。
履いたまま海へ飛び込む
出来るかぎりデニムを洗わずに履き続ける。
限界を感じたら、デニムを履いたまま海に飛び込む。
海から上がったら乾いた砂でデニムをこする。
これを何度か繰り返した後、水ですすぎ、太陽の下で乾かす。
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