上着に比べて汚れやすいパンツ類。
裾に泥はねがついたり、汗でグダグダになったズボン。
折り目が消えたヨレヨレのスラックス。
これはいかにもだらしない!
きちんとクリーニングに出し、ピシッと整ったものを身に着けて、印象アップを狙いましょう!!
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ズボンは2ヶ月に一度クリーニングへ
真夏に外を歩いていると、膝下から汗が滴るような感覚を覚えることはありませんか?
少しメタボ気味のお腹周りをベルトなどで締め付けると、下半身に汗をかきやすくなります。
でも、シャツなどと違ってズボンは、毎回洗濯とはいきません。
帰宅後、消臭スプレーをかけて陰干ししましょう。
折り目が消えないよう整えてハンガーにかけることも大切です。
洗濯できるものは、2回~3回着たら洗います。
自宅で洗えないものは、2ヶ月に一度、または10回着用を目安にクリーニングに出しましょう。
ズボンのクリーニングの方法と料金
ズボンのドライクリーニング料金は、約350円~700円ほどです。
でも、基本的にドライクリーニングでは汗汚れは落とせません。
汗の汚れが気になる時は、クリーニング店で「汗抜き」や「ウェットクリーニング」をお願いしてみましょう。
標準のクリーニング料金に+350円~1,000円で引き受けてくれます。
スーツ用スラックスのクリーニングには注意が必要です
スーツのスラックス、これだけクリーニングに出したい時ってありますよね?
だって上着はそんなに汚れてないしって気持ち、よく分かります。
でも気をつけて!
スラックスだけの洗濯を重ねると、風合いが変わるので、上着と合わせて着用した際におかしなことになってしまうんです。
下だけくたびれてしまって、上着とのバランスが取れない。。。
こんな事態を避けるには、上着1つに対して、スラックスが2本付いているスーツを購入するのが賢い方法かもしれません。
礼服ズボンのクリーニングは別料金です
スーツの下といっても礼服ズボンは特別。
クリーニング料金が約600円~1,500円ほどになります。
それは、以下の理由によるのです。
- 汚れがつくのを避けるため、それだけで洗う
- テカリを防ぐため機械プレスをせず、アイロンで手仕上げする
- 保管期間を考え防虫袋などをつける
スーツのスラックスの個所でも触れましたが、上下のバランスを崩さないよう、礼服のジャケットとズボンは、着用の度一緒にクリーニングに出すのが理想です。
チノパンなどの綿素材のズボンはクリーニングに出さずに自宅洗いできます
綿素材のズボンは、クリーニングに出さずとも、基本的に自宅で洗濯機洗いが可能です。
まれに水洗い不可の綿ズボンもありますので、必ず洗濯表示を確認しましょう。
ポイントを押さえれば、普段履きのズボンを洗濯機で洗うのは、それほど難しくありません。
- 中性?弱アルカリ性?洗剤の種類を確認
洗濯表示に中性洗剤とあればオシャレ着用の洗剤を使用します。
中性の表示がない、または弱アルカリ性と書いてある場合は、普通の洗剤で大丈夫。 - 裏返してネットに入れる
色落ちや毛羽立ちを抑えるため、ズボンは必ず裏返してから洗濯します。
ファスナーやボタンがあれば閉めましょう。
ズボン用の長い洗濯ネットが1,000円前後で売られているので、利用すると便利です。 - 他の洗濯物と分けて、ドライや手洗いモードで洗濯
ベージュなどの薄い色は、他の洗濯物からの色移りが心配。
紺などの濃い色は、他の洗濯物への色移りが心配です。
他の洗濯物と分けて、ズボンだけで洗いましょう。
シワや型崩れを防ぐため、洗濯機は弱水流のモードで運転してください。 - はやく綺麗に乾かすには吊るし干しが一番
靴下などを干すピンチハンガーを利用すると便利です。
裏返しのままのズボンをウエスト部分を上にしてピンチにとめ、筒状に干します。
シワを軽減し、より綺麗に仕上げるには、便利グッズとして売られているズボン干し専用のハンガーを使うと良いでしょう。
ズボンのアイロンがけが面倒だからクリーニング、アリだと思います!!
ズボンが自宅で洗えたとして、問題はアイロン。
家事の中で、アイロンがけが一番嫌いって主婦の方、多いんですよね。
でも、もともと折り目のついていたズボンには、やっぱり折り目をつけなくては。
ズボンのアイロンがけの手順
ズボンプレッサーを持っている場合は問題ありませんが、自分で綺麗に仕上げようと思うとなかなか大変です。
- ズボンの洗濯表示でアイロン温度を確認します
- ズボンを裏返し、まずは腰回りとポケットを
- 裾をピンと引っ張り、縫いしろ開きながら下から上へ
- 表に返し、ラインに合わせて左右の足入れ部分を重ねます
- アイロンを小刻みに動かしながら、タックを押さえます
- 一本ずつもともとのラインに合わせて内側外側と縫い目にそってかけていってください
- この時、正面は前タックの一本とラインがつながるように注意!
- アイロンの際は、布地の傷みやテカリを防ぐため、あて布を忘れずに!
やっぱりズボンはクリーニングに出してアイロンがけもしてもらうのが楽ちん
イタリア人は、ほぼ毎日下着やジーンズにもアイロンをかけるのだそう。
それに比べたら週一、月一くらいと言われても、億劫な気持ちは変わりませんよね。
普段履きのズボンはともかく、スラックスに正しい折り目をつけるのは、素人には難しいもの。
仕事場での印象を左右することもあるのですから、やはりクリーニングでピシッと仕上げておきたいですね。
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