ワイシャツはクリーニングの定番。
1枚140円なんて、激安店もありますよね。
男性物のワイシャツと同じような素材で、同じような形の女性物のワイシャツ。
気軽にクリーニングに出したら、男性物より料金が高くてびっくりした経験はありませんか?
どうして女性用のワイシャツのクリーニング料金は、男性用より高いのでしょう?
気になって調べてみました。
まずは男性用ワイシャツのクリーニング料金が格安な訳を知る
クリーニング店にとってワイシャツは、量をさばける得意アイテムです。
また、ワイシャツをきっかけに顧客になって欲しいという思惑もあって、クリーニング料金は低く設定されていることがほとんど。
技術的にも低価格を実現できるマシーンがそろっているんです。
ワイシャツはまとめて洗える
特別仕上げで頼まない限り、ワイシャツはまとめてウォッシャーでグルグルされます。
綿やポリエステル素材のワイシャツは、摩擦にも強く、少々乱暴な扱いをしてもへっちゃら。
クリーニング洗剤も特別なものは不要です。
プレス機で素早くガシャンガシャンできる
自分でやるとなったら面倒この上ないアイロンですが、クリーニング店ではプレス機を使ってガシャンガシャンと仕上げます。
まれにワイシャツのボタンが割れてしまったりするのは、このためです。
それならなぜ女性用ワイシャツのクリーニング料金は高いの?
女性用ワイシャツもウォッシャーでグルグル、プレス機でガシャンガシャンするんじゃないの?
女性用ワイシャツは小さくてプレス機が使えない
女性用ワイシャツも、他のものと一緒にグルグル、ウォッシャーにかけることはできるんです。
でもプレス機が使えない。。。
女性用ワイシャツは小さかったり、ウェストが絞られていたりして、男性用ワイシャツのサイズにあわせて作られたプレス機に合わないんです。
職人さんのアイロン仕上げになるから高い
プレス機が使えないとどうなるか?
そう、職人さんが1枚1枚アイロンをかけて仕上げることになるんです。
手仕上げ・・・、これは高くなりますよね。。。
女性用ワイシャツのクリーニング料金
男性用ワイシャツのクリーニング相場が180円~360円程度だとすると、女性用ワイシャツはブラウスと同じ扱いで、320円~550円程度になります。
女性用のワイシャツでもプレス機にかけられれば、男性用と同じ価格で引き受けてくれるクリーニング店もあるので、受付で確認しましょう。
貝ボタンなどがついている少し高級なおしゃれワイシャツは、あえてブラウス扱いの手仕上げにしてもらった方が安心ですね。
ということは、子ども用ワイシャツのクリーニング料金も高い?
はい、正解です。
子ども用ワイシャツもプレス機が使えず、手仕上げとなるため、女性用ワイシャツと同じくらいの料金になります。
七五三や入学式、小学校の制服のワイシャツなどを出す際は、注意しましょう。