ワイシャツの洗濯表示の見方と注意点

ワイシャツのお洗濯どうしてます？？
クリーニングに出す人、自宅で洗う人、それぞれかと思います。

ところで、2016年の12月から洗濯表示が変わりましたね。
主婦のみなさん！洗濯表示が変わったことで洗い方に迷っていませんか？

この表示はなぁに？これ洗っていいの？？
お洗濯に失敗したくないあなたのために・・・

ワイシャツの洗濯表示について書いてみますよ～

今まで使われていた洗濯表示が、50年ぶりに変わって新しくなりました。
2016年12月から、新JIS規格にならった41種類の新しい洗濯表示に変わったんです。

エ～！せっかく慣れているのにどうして？

その理由は、今までの表示は日本だけのもの！日本でしか通用しなかったんです。

今や国内の衣類の約90％が海外で作られているんですよ。
だから海外のものも国内のものも、統一されて分かりやすくなりました。

洗濯表示の22種から41種に増えることで、よりきめ細かくなったんですね。

ワイシャツで一番大事なのは洗いです。
洗濯表示の中でも左の上に書かれている表示をみましょう。

そして次に大事なのはアイロンです。
素材によってかける温度に注意してくださいね。

まずは簡単にいうと洗えるか・洗えないかです。

【洗える】【洗えない】

中に書いてある数字は「お湯の温度の上限で40と書いてあれば40℃までで洗ってください」という意味です。

また、下に引いてある横棒は水流の強さを表し、多いほど「弱く洗う」となります。

洗濯表示	意味
	水温40℃までのお湯で洗う
	水温40℃までのお湯で弱く洗う
	30℃までの水温で非常に弱く洗う

マークは分かりやすいアイロンの形です。
中の点の数は温度を表していて、点が多いほど高温になります。

洗濯表示	意味
	低温（110℃までの温度）でかける
	中温（150℃までの温度）でかける
	高温（200℃までの温度）でかける

温度が低すぎるとシワが伸びませんし、逆に高すぎると焦げたり縮んだりと生地を傷めてしまいます。

ワイシャツに多い素材と洗濯表示を紹介しましょう。

ワイシャツの素材で最もポピュラーで、多いものはポリエステルと綿の混合素材です。
比率はまちまちで、ポリ30・綿70やポリ60・綿40など様々です。
ポリエステルと綿の混合素材は、洗濯にもアイロンにも比較的強いです。
【ポリエステル50・綿50の場合の洗濯表示】

洗い　　　　　　40℃の水温まで洗濯機OK！

アイロン　　　　　中温150℃までOK！

洗いやアイロンに特に問題はありませんがポリ50・綿50でもカラーシャツの場合は漂白は☓ですし、アイロンにも当て布が必要になります。

オックスフォードなど、綿100％のシャツも多いですね。
綿は生地が丈夫で洗濯にも強いです。
繊維が太いのでシワがとれにくいため、少し温度を高めでアイロンを当てます。

洗い　　　　　40℃の水温まで洗濯機OK！

アイロン　　　　高温200℃までのアイロンOK！

扱いやすい綿100％ですが、繊維にラメが入っていたり、ボタンが特殊な素材だったりする場合は洗濯表示も変わりますので注意が必要です。

様々な素材の中でも難しいのがこれ！シルクやレーヨンです。
これらはおしゃれなデザインワイシャツにあったりしますが、型崩れしやすく扱いにくい素材です。

洗い　　　　家庭洗濯できません　　　　ドライクリーニングOK！

アイロン　　　　低温アイロン110℃までOK！

特殊な素材は自宅で洗えないものが多いです。
洗濯表示を確認して、ドライクリーニングを利用しましょう。