クリーニングに出したら無くなってしまった\(◎△◎)/!!??
そんな嘘みたいな話が本当にあるんですね~~

調べてみたら案外多いクリーニングトラブルなんですって。
大事な洋服を綺麗にしようと思ったら、無くなるなんて信じられないですよね。

ここでは、なぜ紛失事故がおこるのか?その原因を調べてみました。

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クリーニングトラブル!なぜ紛失事故はおこるのか??

紛失事故の原因は、大きく分けて5つあります。
ほとんどのケースは人のうっかりミスによるものなんですが、その原因別に分けてみましょう。

原因その1:工場でのタック落ち

クリーニング店では預かった品物に「タック」をつけて判別します。
これが何らかの理由でとれてしまうことを「タック落ち」といいます。

お店でタックをしっかり付けていない場合、工場での洗浄中にタック切れたりしてしまう場合がそれです。

普通、タック落ちが1つですぐに気がつけば、問題なく持ち主が分かります。
しかし繁忙期で扱う衣類の数が多かったり、同時に複数のタック落ちが起きてしまった場合など、その処理を後回しにしてしまうことがあります。
これが判別しにくくなる原因で紛失事故につながるのです。

原因その2:工場の誤送

これは大手チェーン店などで起こりがちなケースです。

大手チェーン店はほとんどがいくつかのクリーニング工場でまとめて洗い、仕上げをします。
そして作業が終わったら「タック」で店舗を特定し、そのお店に配送しています。

ところが仕分けのミスで、違う店舗に間違って誤送する場合があります。
それを受付店舗がしっかり入荷のチェックをすれば、すぐに間違いに気が付きますが曖昧な点検で見逃すと発見が遅れます。

しっかりとした確認と管理ができないお店は、紛失につながってしまうんですね。

原因その3:工場での二重包装

二重包装とは、衣類2着をまとめて1つに包装をすることを言います。

ニットやポロシャツ、スカーフなどはハンガーに掛けず、たたんで出荷するクリーニング店が多いのです。
その包装の時に、1つの袋に2着が一緒に入ってしまうことがあります。

この二重包装は意外と多いそうですよ
薄手のものや、小物などは二重包装は起きやすくなるんですね。

二重包装の場合、受け取ったお客様も次のシーズンまで袋を開けないケースもあり、発覚まで1年以上たってしまうなんて事もあるのです。

原因その4:タックの打ち間違い

お店でお客様からお預かりした衣類は、タックをつけて管理します。

受付が混雑する時は、まず数名のお客様の受付をして、合間にタックをつけるのです。
特に、4,5月の繁忙期はとても混みあいます。

そんな時期は、違うお客様のものに違うタグをつける間違いがおこりがちになります。
これもまた紛失の原因の一つです。

原因その5:渡し間違い

お店で衣類をお渡しする時に、誤って他のお客様の衣類を渡すことがあります。

スーツやワイシャツなどデザインが似ていて、さらにタック番号が似た数字などの場合も起きやすいです。
例えば639と936など数字の「6」と「9」などは見間違いが多いようですね。

また、長期間お客様から引き取りがないような店は、店内に衣類が多く古いものが混ざってる場合があります。
つまり番号が一巡しているケースですね。

クリーニング店の場合、お店に預かり品がおいてる店は繁盛してるのではなく管理が悪い店と言えそうです。
そのようなお店は、紛失なども起きやすい環境でしょう。

こうなると、来シーズンまで気付かないこともありますね。

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紛失事故に予防方法はありません

紛失事故の原因を書き連ねてきましたが、紛失はクリーニングトラブルの中でも自分では防ぎようのない事故です。
予防方法がないので、おきてしまった時に対処するしかありません。

様々なケースの中で、店舗で「返したはず」や「預かってない」と言われてしまうケースがあるようです。

まずは預ける時、返却の時に数と品物を受付と相互に確認するのが大事です。
しっかり確認をして、預り証と品物を確かめましょう。

万が一、紛失がおきた時にお店の言い逃れができないようにしてください。

あとは、もし事故が起きた時はクリーニング業法の賠償基準にしたがって交渉をしましょう。

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