どうも!ご機嫌いかかですか!ザブ子です。(*´ω`)
ザブ子はポリウレタンと聞くと、今でも恐ろしくて鳥肌です(笑)
クリーニング屋泣かせといわれるザブ子の敵。
それがポリウレタンなのです。

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製造から2~3年の寿命

ポリウレタンといえば、革のように見えて、革よりずっと安価。
ジャンパーだったり、コートだったり、用途は様々でPUと表記されます。
なかなかオシャレなPU商品は、人気もあってかなり広く出回っています。
ユ〇クロのネオレザーシリーズもそうですね。

ポリウレタンは耐用年数が2~3年といわれ、とにかく劣化が早いんです。
しかも、その2、3年というのは、買ってからではなくて、作られてから2、3年なのは、あまり知られてないんですよね~(嘆)

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10万円のブーツ!?!?

ある日、工場から茶色の1足のブーツが入荷しました。
そのひざ丈の茶色のポリウレタンブーツは、大きく裂けてボロボロでみるも無残な状態でした。
お客様に連絡をすると、30代後半のその主婦は、すぐに血相を変えて来店されたんです。

30代主婦「一体どうゆうことなの!!??(怒)」

恐る恐るそーっと、ブーツを差し出すザブ子

ザブ子 「申し訳ございません」
30代主婦「なんなの~これは~(怒怒)
ザブ子 「お客様のブーツは素材がポリウレタンで、着用期間も長い様子です。
     本来お預かりできないものですが、担当のものが誤ってお預かりしました。
     本当に申し訳ありません。」
30代主婦「このブーツはまだ3年しか履いていないのよ!どうしてくれるの!」
ザブ子 「そうですか‥申し訳ございません」
30代主婦「これは10万円もしたのよ!どうしてくれるの!」

・・・10万円て本革でもあるまいし‥ポリウレタンブーツで10万円て・・・(ざぶこ心の声)

ザブ子 「本来、お預かりできないものを預かって、洗ってしまったのはこちらの手落ちです。
     上のものと相談をして、対応させていただきますので、2、3日の猶予を下さい。」

メーカーに問い合わせ、3年前の商品で、卸し値は¥5,000程度と判明したそのブーツは、結局¥5000の弁償で決着した。
メーカーが販売した卸値から想定された買値(8,000円~10,000円)と、ポリウレタンが買ってから2、3年が寿命だという説明もして、なんとか納得された金額だ。
それにしても、買った時は8,000~10,000でも、弁償となると買値が一気に100,000に跳ねあがるのは不思議です(笑)

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ポリウレタンの特徴

ポリウレタンは、2種類の化学物質を結合させたものです。
作るときに結合させた部分が、時間がたって剥がれてしまうのは避けられない弱点です。
着用してもしなくても劣化は進んでしまいます。

水分や湿度、日光や紫外線といった環境の違いで劣化の速度は変わります。
クリーニングで元々の劣化が表れてしまうのは、よくあることなのです。(泣)

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じゃあ、どうすればいいの?

ザブ子としては、ポリウレタンは購入をお勧めしません。
本来、高温多湿の日本にはポリウレタンはむかないのです。

でも、どうしても欲しいし、買うのであれば、濡らしたり、擦ったりしないこと。
洗ったり、クリーニングに出さないこと、そして2、3年を寿命とわりきること
これにつきると思います。

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