お待たせしました~ザブ子で~す((((oノ´3`)ノ
今日はワイシャツのお話をします。

ワイシャツをクリーニングすると、糊がパリッといい感じですよね。
だけど、ワイシャツの糊(のり)って好みもそれぞれです。
のり強めが好きな人がいれば、のりが嫌な人もいます。

ワイシャツのりは強めでも無しでも、値段は50円~100円増ってご存知ですか?
これ不思議ですよね~どうしてだと思います?
ワイシャツのりなし値段の謎、ザブ子が紐解きますよ~

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ワイシャツのり無しなら安くてもいいんじゃない?

これ、ほとんどのお客さんがそう思いますよね?
ワイシャツは普通、クリーニングに出せばのりがしっかりついて返ってきます。

例えば、ワイシャツのクリーニング代が150円だとします。
のりが嫌いな旦那さんで「のり無し」なら、のりがいらない分¥120位でもいいと思いませんか?
でも、大体のクリーニング屋が200円~250円と割増になるんですよ。

これが、のり強めが好きな旦那さんで「のり強」なら割増でもガテンがいきますよね。
でも通常、「のり無し」でも「のり強」でも、値段は同じ割増になるんです。

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ワイシャツのクリーニング工程

ザブ子店のような一般的チェーンのクリーニング店では、ワイシャツはこんな工程で洗います。

  1. ワイシャツは受付時にクリーニングタグをつけます。
    (この時、お客さんから「のり強く」「のりなし」の希望があったものに「のり強」「のりなし」のタグもつけます。)
  2. 10枚を1つの束にして、ワイシャツベルトでくくります。
    (お店によっては、この束が20にも30にもなるんですよ)
  3. このワイシャツの束は、工場に集められてワイシャツだけで洗われます。
    (洗濯機の大きさにもよりますが、一度に200枚ほど洗います)
  4. 洗い終わったら脱水をして、洗濯槽(ワッシャー)の中で糊をつけます。
    (こうするとまんべんなく糊が付いてムラなく仕上がります。)
  5. 一旦取り出したものから、「のりなし」「のり強い」を取り分けます。
  6. 「のり強」にはさらにスプレーのりをかける。
  7. 「のりなし」は、のりをとるんです。
  8. プレス機にかけてアイロン
  9. 仕上げアイロンをして包装機へ
  10. 点検して完成

いかがでしょう?のりなしが割高なワケがわかりましたか?


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一度つけたのりをとる「のりなし」

そうなんです!洗い終わったら、そのまま洗濯機の中でのりつけするんです。
そして、一度つけたのりをとるんですね。
確かに、手間が余計にかかるので値段が高いのも納得です。

でも、どうせとってしまう糊をつけるのって無駄だなぁと思いますよね~
値段が高くなる理由は納得なんだけど、じゃあつけなきゃいいじゃん?ってなりますよね。
洗う前によけるとか・・・

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「のりなし」「のり強」は少数派

実は、ザブ子も当時からそう思っていました。
各お店で「のりなし」「のり強」は別々にしておけばいいじゃないか!と・・・

でも、やはり「のり有」の通常のワイシャツが断然多かったんです。
「のりなし」「のり強」少数派で100枚中、3,4枚程度しかないイレギュラーなんですね。
となると、イレギュラーな少ない枚数で洗濯機を1回回すのは、効率が悪かったんです。
ならば、一旦のりをつけてからとる方がいい!となるのです。

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お値段の違いも納得してからだとキモチイイ

大きなチェーン店も、たとえ多少の無駄があってもお客さんの希望を叶えたいと思っています。
逆に小さい個人のクリーニング店なら、細かく希望が叶いやすいですね。

どちらにせよ、思い通りに希望を叶えるには多少、お金はかかります。
クリーニングの裏側を知れば、値段の違いの理由が分かります。
ぜひ、お金も納得してから払いましょうね(^ω^)

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