お布団の収納、さてどこにしまおうか・・・困っていませんか?
暖かくなって大きな布団が要らなくなると、途端に収納場所に頭を悩ませます。
マンションだから押し入れはないし、クローゼットは狭すぎるし・・・
収納場所にも困るけど、保管中のカビやダニも心配ですよね。
ここでは、お布団を綺麗に収納するコツやアイデアを調べてみました。
スポンサードリンク
布団の収納の悩みごと・困ること
布団を収納するにも悩みや困り事がたくさんです。
その代表的な困りごとをあげてみました。
- 収納場所がないこと
- カビやダニが心配
- 臭いが気になる
賃貸マンションやアパートの場合は収納が少なくなりがち。
また、最近は和室が減っているので押入れがないお宅もあるでしょう。
さらにクローゼットは奥行きが狭いことが多く、布団が収納できないケースが増えています。
布団は湿気を吸いやすく、カビが発生したりダニが繁殖したりします。
通気性の悪い押入れに布団を保管していると、カビやダニが増殖してしまうのです。
保管中の、布団から出る臭いに悩まされることがあります。
羽根についた脂やタンパク質の臭いが保管中に出てくるんです。
これは品物によって違いますし、国産か外国産かの違いもありますね。
また、羽毛の原料であるグースは草食、ダックは雑食です。
なので、実はダックの方がニオイが強いそうですよ。
お布団を買う時に一考してみてくださいね。
長期保管前の準備
長期に保管する前に、必ずしておくべき準備がありますよ。
この準備があなたの布団を長持ちさせるんです。
布団カバーを洗う
肌が直接触れる布団カバーには汗や皮脂などの汚れがついています。
そのまま保管してしまうと雑菌が繁殖したり、布団を傷めてしまうんです。
清潔に保管するため、カバーはしっかり洗いましょう。
そして、もちろん布団自体が汚れている場合はクリーニングに出してからしまいます。
布団のクリーニングは1~2年に1回はしたほうがよいようですね。
しっかり干して湿気を取り除く
羽毛布団にとって最も怖いのは湿気です。
お日様に当て湿気を取り除いて、中の羽毛をよく乾燥させることが重要です。
-
【干す時の3つのポイント】
- 直射日光を避け、天気の良い日の午前10時~午後2時頃までの約2時間程干します。
- 布団カバーをつけたまま干して、生地の色あせや羽毛の傷みを防ぎます。
- 傷みを防ぐため、取り込む時は羽毛布団を叩かず表面を軽く手で払う程度にするか掃除機を掛けます。
また、布団だけでなく、収納場所の乾燥も大切なんです。
保管場所に扇風機などで風を送り、乾燥させて湿気を飛ばしましょう。
除湿剤や除湿シートなどの乾燥剤を置くのも有効です。
通気性の良い収納袋と防虫対策
収納する袋は綿や不織布素材、風呂敷などの通気性の良いものに包みます。
ビニールなどの袋は、湿気がこもり羽毛布団が劣化して折角の羽毛の品質が悪くなります。
また防虫剤を入れて、防虫対策も大切です。
防虫剤は無臭のものは、布団に臭いがつかずよいようです。
なお、布団圧縮袋は羽毛布団の収納にはおすすめ出来ません。
圧縮してしまうと羽毛が折れたり、ボリュームがもどらなかったりするようです。
湿気対策の肝!布団を乾燥させるには?
布団の保管にはなんといっても湿気を飛ばし、乾燥させることが大切!
乾燥させる方法をあげてみましょう。
その1:天日干しで乾燥させる
干す時間は、表と裏それぞれ1時間くらいです。
長時間太陽にさらしていると、布団生地が傷みます。
また、ほこりや花粉予防に市販の「天日干しカバー」をかけるのもおすすめですよ。
そして、綿布団・羽毛布団ともにたたいてはいけません。
生地が傷むだけではなく、綿布団の場合は中綿が切れてしまうのです。
羽毛布団は、たたくと中の羽根が飛び出してしまいます。
その2:布団乾燥機で乾燥させる
布団収納!畳み方としまい方
布団は大きいので、なにしろ嵩張ります。
上手なしまい方と畳み方にもひと工夫したいですね。
しまい方
しまう時は通気性のある収納袋に入れます。
布団を買った時についてきた袋は大抵不織布で出来ています。
そのまま、その袋に収納してもいいのです。
畳み方
シングルの場合は、まず布団を広げて「縦方向」に3つ折り、ダブルの場合は4つ折りにしてください。
細長い状態にしたら、今度は両端を内側に向けて交互にたたみます。
この時、品質表示のタブが見えるように畳みましょう。
どんな素材の品物なのかがよく分かります。
コンパクトな立法体になったら、そのまま収納ケースに入れてください。
また、細長く折ってから片側から「のり巻き」のようにくるくると丸める方法もあります。
その場合は、円筒形の布団収納ケースを使ったほうがよいようです。
目次に戻る
新たな収納場所・トランクルーム
トランクルームとは荷物を預けられるレンタルスペースのことです。
コンテナを並べた「屋外型」と、ビルのフロアを間仕切りした「屋内型」があります。
自由に出入りできるので、自宅の押入れやクローゼット代わりに利用する人が増えています。
- トランクルームのメリット
- 収納スペースとして自由に使える
- 捨てることができない荷物を保管しておける
- アパートやマンションの部屋を借りるよりもリーズナブル
- 保証人が必要ないので気軽に借りられる
- 借りたい期間だけ借りられる
布団を保管するなら屋内タイプがおすすめです。
屋内タイプは空調や換気の設備があるので、カビ等の心配が少ないですね。
布団保管のまとめ
長期保管のポイントは保管中の換気、除湿をしっかりすること。
保管中の押し入れやクローゼットも、1ヶ月に一度程度は換気をしましょう。
綺麗にしてから保管が基本
天日干しや布団乾燥機で乾燥させただけでは、湿気はとれても、皮脂汚れなどを落とすことはできません。
布団は丸洗いが理想ですが、自宅ではなかなか難しいですよね。
しまう前にクリーニングを利用するなど、布団を綺麗な状態にすることが大切です。
とはいえ、布団をクリーニングに出すのは、重いし、嵩張るし本当に大変。
そこで、運ばなくても出せる宅配クリーニングが便利なんです。
インターネットや電話で申し込み、あとは宅急で送るだけ。
利用者が急増しています。
宅配クリーニングなら布団を圧縮してくれるから保管に便利
布団の宅配クリーニングを申し込むと、出来上がりは圧縮された状態で戻ってきます。
これ、そのまま押し入れや倉庫にしまうことができるから、とっても便利!
防臭・防ダニ加工のなどのオプションも充実しています。
宅配してくれる布団クリーニングの記事を、ぜひ読んでみてくださいね。
スポンサードリンク