「スーツを保管してる間にカビちゃったりしない?」
「大事なスーツが虫に食われたりしないかな?」
「着る時にシワになってたら嫌だなぁ」等々・・・
スーツの保管にはあれやこれや心配が多いですね。
こちらの記事では、毎日着るスーツや長期間着ないスーツの保管方法についてお話します。
保管の前のお手入れのコツも調べてみましたよ。
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普段のスーツのお手入れと保管の仕方
一日着たスーツを、クリーニングや洗濯をした衣類が入っているクローゼットに一緒に入れるのが嫌だなって思う人もいますよね。
そんな時は、このお手入れをしてみてください。
スーツの保管に木製ハンガーを使う
スーツをかけるハンガーはどのようなものを使っていますか?
オススメなのはこんなハンガーです。
- 木製のハンガー
- 肩の部分が3㎝程度の肉厚なもの
木製のハンガーは保管に大敵な湿気をとり、肩口が肉厚なハンガーは型崩れを防ぎます。
スラックスにはスラックス専用のハンガーを使う
スラックスにはスラックス専用のハンガーを使うのが吉!
専用のハンガーで裾を挟み、さかさまに吊るした状態で保管します。
こうすれば、スラックスの重みでシワになるのを防いでくれます。
スーツをブラッシングしてから保管
一度着たスーツは、汚れていないように見えても、細かいホコリやチリなどがついています。
これらをほうったまま保管してしまうと、生地が傷んでもとに戻りにくくなったり、汚れが落ちにくくなったりしてしまう原因に。
豚毛や馬毛などのスーツ専用のブラシで次のようにスーツのお手入れします。
ジャケットのブラッシングは襟を立てた状態で、
- 首回り
- 肩回り
- ポケット口やポケットの中
の順番で行います。
肩回りは、フケなどの汚れがつきやすく、人目にもつきやすいので、特に念入りに。
ポケット周りは見落としやすい場所ですが、物を出し入れするため、汚れやすいので忘れずに。
またポケットの中は、チリやホコリがたまりやすい場所。
ひっくり返して、ブラッシングしましょう。
パンツは、裾まわりを中心にブラッシングしていきます。
股の部分も忘れずに、ブラッシングしましょう。
保管の前にスーツのシワに気づいたら
ヒジやヒザ部分は、シワができやすい場所。
しかし、軽いものであれば、霧吹きをして自然乾燥で、きれいに。
その際、クリップをついたハンガーにスラックスをさかさまにして干すと、重みでヒザのシワがより伸ばしやすくなります。
また、折り目がくっきりついてしまった場合には、スチームアイロンを少し浮かせるようにして当てると、シワが伸びます。
テカリが心配なデリケートな素材は、当て布を挟むといいでしょう。
スーツは、1日着たら、1日は陰干しする
スーツは、1日着たら1日陰干しすると、染み込んだ汗が飛ばされ、スーツが長持ちしやすいです。
臭いやカビを防ぐことにもなりますので、スーツは2~3着用意して交代で着るようにしましょう。
出張や旅行で、スーツをスーツケースなどに保管する場合
電車や飛行機で移動すると、スーツがシワシワになってしまうことが。
そこで、スーツをスーツケースなどに入れて保管する時、どうすればいいかまとめました。
- ジャケットの片側と袖半分を裏返し、もう一方の袖を裏返した中に入れる
- 襟を揃える
- 背中の生地を脇のラインと合わせて折る
- 肩部分に小さいタオルを入れて型崩れを防止
- 袖をみごろ側に乗せ、ジャケットの肩の部分にたたんだワイシャツを乗せて、それをくるむようにしてたたんでいく
※形が崩れたりしないよう、都度、整えながらたたむようにましょう。
※出張や旅行先のホテルなどについたら、すぐハンガーにかけて、シワにならないようにします。
衣替えなど長期保管する時には??
礼服やシーズンが終わったスーツなど、しばらく着ないスーツは次のように保管しましょう。
スーツを保管する前に、必ずクリーニング
冬物、夏物スーツなど、季節ごとに衣替えをするスーツは、必ずクリーニングに出してから保管しましょう。
その際、ドライクリーニングではなく、汗や皮脂汚れを落とすウェットクリーニングなどの水洗いをするのをおススメします。
ドライクリーニングで使うような溶剤を使わないため、変色や生地の傷み、型崩れがしにくいクリーニングサービスです。
クリーニング後は、必ずビニールから出して、スーツを1日陰干ししてから保管
スーツがクリーニングから戻ってきたら、かかっているビニールからは必ず出して、たまった湿気を出すために1日陰干しします。
その後、通気性の良い不繊布のカバーをかけるなどして、保管します。
また、時々は風を通してカビができるのを防ぎましょう。
防虫剤を使って、スーツの虫食いを防いで保管
防虫効果のあるカバーや、クローゼットなどにつり下げるタイプの防虫剤を使いましょう。
ただし、キホン、防虫剤はまぜるな危険!
ピレスロイド系の無臭タイプ以外は、まぜて使うと衣類を傷めます。
また、長期期間保管するからと言って、必要以上に防虫剤を入れてしまうのも、生地を傷める原因に。
適量を守って、防虫効果が切れそうなときは、新しいものと取り換えるなどしてください。
長期保管していたスーツを着る前には
季節が終わって保管しておいたスーツを久しぶりに着る前に、衣類のチェックをしましょう。
カビなどが生えていないか、虫食いがないか確認して、必要であればスーツをメンテナンスをします。
また、長い間、ハンガーに吊るしてあったり、タンスにたたんであったりしたスーツは、シワがついているもの。
アイロンのスチームを使って蒸気を当てるなどして、シワをのばしてから着るようにしましょう。
保管中トラブルの心配がいらない宅配クリーニングという方法
カビや虫食いなど、保管中の様々なトラブルの心配が要らないと、今主婦層に人気なのが保管付宅配クリーニングです。
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