洋服にマジックをつけちゃった:;(∩´﹏`∩);:
「油性マジックは落ちない」という常識!?もうダメだぁ~って諦めていませんか?
そんなマジックのシミでお困りのあなたに、マジックの染み抜き方法についてご紹介します。
スポンサードリンク
油性マジックは付いたら落ちない?
油性マジックは一度付いたら落ちないと思われていますよね。
では、なぜ落ちないか?というとインクの成分を見れば分かります!
油性のインクは以下のもので出来ています。
- アルコールなどの溶剤
- 着色剤
- つなぎとしての樹脂
- 定着剤
この定着剤が肝で、紙にインクをしっかり乗せるための接着剤のようなものです。
接着剤にインクがのっているから落ちにくいわけですよね。
まずは色落ちをチェック
マジックの染み抜きを始める前に、色柄物は、色落ちチェックをします。
- 衣類の目立たないところに、中性洗剤と消毒用エタノールを綿棒につけたものを、それぞれつけます。
- 5分置きます。
- タオルを押し当てて、色がうつっていなければ、次の手順に従って染み抜きしましょう。
衣類に付いたマジックに試してみたい3つの方法
まず以下を順番に試してみて下さい。
- クレンジングオイル
- 除光液
- 消毒用エタノール
まずは、メイクを落とすのに使うクレンジングオイルです。
油は油に溶ける性質があるので、クレンジングオイルの油分でマジックの油を落とそうというわけです。
クレンジングオイルで落ちない場合は、除光液やエタノールで同じようにします。
ご家庭に消毒用エタノールがない場合は、ネットでも、ドラッグストアでも購入できます。
マジックの染み抜き手順
マジックの染み抜きは、「クレンジングオイルと洗剤を混ぜて叩く」というやり方です。
- クレンジングオイルと中性洗剤を1対1で混ぜます。
- 染みがついた面を裏返しにして、タオルとシミの部分をつけるようにします。
- 先程まぜた、クレンジングオイルと中性洗剤を綿棒または歯ブラシにつけて、軽くトントンと叩きます。
このとき、力を入れて叩いたり、こすったりすると生地を傷める原因となりますので、気をつけてください。
しばらく叩いていると、タオルにシミがうつってきます。 - 水ですすぎます。
- 汚れが落ちれば、衣類に合った洗濯方法で洗います。
- 落ちない場合は、3・4の作業を繰り返してください。
肌にマジックが付いた場合の染み抜き方法
壁や床に付いた場合の染み抜き方法
お子さんのいるご家庭は、壁や床についてしまうこともあるでしょう。
そんな時には一度お試しください。
タバコの灰でこする
タバコの灰は粒子が細かいため研磨剤になります。
また、灰の炭酸カリウムという成分はインクの汚れに強い成分です。
みかんの皮でこする
お子さんのいるお家では、タバコの灰に少々抵抗があるかもしれませんね。
そこでみかんの皮なんですが、柑橘系の皮にはリモネンという他のものを溶かす成分が含まれています。
食べ物由来の成分だと、小さなお子さんやペットのいるお家でも安心ですよね。
マジックの染み抜きは、プロに任せることも考える
諦めないでとは言いつつ、マジックの染み抜きは落ちにくいシミのひとつ。
特に時間の経ったものは落ちにくいので、何度か試しても落ちないこともあるでしょう。
どうしても汚れが落ちない場合は、クリーニング店などのプロに相談してみましょう。
無理をして生地を傷めてしまっては元も子もありませんからね。
スポンサードリンク