「革製の手袋ってクリーニングに出せる?」

あまりクリーニングに出すのに、なじみのない手袋。
特に革は水に濡らせないものの代表格ですね。

でも、革やウール・ニット、どの手袋も洗濯タグにクリーニング可のマークがあれば、クリーニングに出すことができます。

この記事では、手袋のクリーニング料金と頻度、普段のお手入れや保管方法についてお話します。
自分で洗いたいという方には、自宅での洗濯方法も書いてありますので、ぜひ参考にしてみてください。

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手袋のクリーニングについて

手袋のクリーニング料金と、頻度についてまとめました。

手袋のクリーニングの料金

洗濯表示にクリーニング不可のマークが無い限り、革でもムートンでも手袋のクリーニングは可能です。
また、革手袋に関しては、革特有の色が剥げた時などに便利な色補正を行ってくれるクリーニング店もあります。

  • ウール・ニット手袋 約350~700円
  • 革手袋(スエード・ムートンなど起毛素材含む) 約1,900円~3,500円
  • 色補正 約2,000円~
  • 撥水加工 約2,000円~

※毛皮がついているものなどは、別途見積もり

手袋のクリーニング頻度

手袋は手に直接つけるもの。
内側には徐々に汗などが染み込んでいきます。
カバンを持ったり、吊革につかまったり、外側だって汚れます。

革手袋の場合、クリーニングの頻度は1~2年に一度くらいでだいじょうぶです。
他の手袋も、目立った汚れがなければ、シーズンが終わってから洗ったりクリーニングに出したりするといいでしょう。

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革手袋のクリーニングはどこに出す?

ウールやニットの手袋と違って、革の手袋は、どこのクリーニング店でも引き受けてくれるというわけではありません。

自宅近くに、革製品のクリーニングができるお店がない場合、宅配クリーニングのリネットに任せてみてはいかがでしょうか?

事前に申し込みさえ済ませれば、好きな時に宅急便でポン。
3週間ほどで、綺麗になってまた宅急便で戻ってきます。

革手袋1ぺアのクリーニング料金は送料無料の3,000円。
お気に入りの革手袋、高価な革手袋はいつまでも美しい色形のまま使いたいものですね。

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手袋は日頃のお手入れでクリーニング頻度を必要最小限に

手袋のクリーニング頻度を抑えて、長持ちさせるには、普段のお手入れが大切です。

革手袋のお手入れ

使用した手袋のレザーをやわらかい布でふきます

革専用の汚れ落としクリームで汚れを取った後、必要であれば防水スプレーをかけておきましょう。

防水スプレーは1か所に大量に噴霧するとシミになります。
換気の良い場所で手袋から少し離して、薄く均等にスプレー掛けすることが大切です。

UGGなどムートン手袋のお手入れ

多少の水濡れは大丈夫ですが、水分がシミになりやすいのがムートン特徴です。
雨の日などは着用しない方が無難。

UGGの公式サイトでお手入れクリームなどが販売されているので使ってみるのも良いかもしれません。

スエードの手袋のお手入れ

表面が起毛している場合は、スエード専用のブラシで汚れを落としましょう。

取りにくい汚れがある場合は、スエード専用クリーナーを付けたやわらかい布で拭き、テカってきたらブラッシングで起毛させます。

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革など手袋の保管

革手袋に保管には、防虫剤と除湿剤を使うと安心です。

ただし、革手袋と防虫剤や除湿剤が直接触れると、革が変色してしまうことが!

革手袋を不織布に入れるなどして、直に接触しないよう気をつけましょう。

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手袋のお家での洗い方

洗濯タグでお家で洗えることを確認したら、素材別にその洗濯方法を見ていきましょう。
手袋は型崩れを防ぐため、平干しすることがポイントです。

色落ちや型崩れがどうしても心配という方は、無理せずクリーニングに出しましょう。

ウール・ニット手袋の洗い方

手洗いできるウールやニットの手袋は、汚れが気になったら洗うようにします。

  1. 水におしゃれ着用洗剤を溶かす
  2. 汚れやすい指先にはおしゃれ着用洗剤を少量なじませておく
  3. 洗濯液に手袋を浸し、20~30回軽く押し洗い
  4. すすぎの際、柔軟剤を少量入れる
  5. タオルに挟んで水気をとり、日陰に平らに干す

革手袋の洗い方

表面加工がしてある革手袋は水拭きが可能です。
目立たない場所にほんの少量水を垂らして、それをはじけば表面加工ありの場合が多いです。

染み込んでしまうようなら、表面加工されていないので、水で拭いたりせず、クリーニングに出しましょう。
また、天然皮革の手袋もクリーニングに出した方が無難です。

  1. おしゃれ着用洗剤をうすめて、柔らかい布に少量含ませる
  2. 擦らないよう汚れ部分を軽くたたく
  3. 洗剤が残らないよう、濡れた布で何度か拭く
  4. さらに柔らかい布でから拭きをする
  5. 陰干しをして完全に乾かしてから、革用のオイルを薄く塗る

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