
剣道や弓道の長くてヒダのたくさんある袴。
綺麗にしたいなと思っても、色々考えてしまいますよね。
「袴ってクリーニングに出せるの?」
「袴のクリーニング料金っていくらくらい?」
「クリーニングにかかる日数は?」
そんなあなたに、袴のクリーニング料金や戻ってくるまでの日数についてお話します。
また、袴を自宅で洗う場合についてもまとめました。
自宅洗いの最難関アイロンがけのコツも書いてみましたので、参考にしてくださいね。
袴のクリーニング料金相場
袴のクリーニングは、街のクリーニング屋さんでも、たいてい引き受けてくれます。
ただ料金やかかる日数は本当にバラバラ。
我が家の近所のクリーニング店3軒は、息子の剣道用綿袴で料金がそれぞれ1,200円、1,800円、2,000円。
日数は1週間が1軒、10日位が1軒、2週間は見て欲しいが1軒でした。
また式典用の豪華な袴の中には、着物クリーニング専門店に依頼した方が良いものも。
クリーニング料金や内容を確認して、依頼先を決めましょう。
気になる料金相場は、
- 武道用袴 約1,000円~2,300円
- 式典用袴 約1,500円~7,500円
- 七五三袴 約3,000円~3,500円
となっています。
袴を宅配クリーニングで頼むのがお得な場合がある!
長くて嵩張る袴、クリーニング店に持ち込むのもひと苦労ですよね。
宅配クリーニングなら、ネットで申し込みさえ済ませれば、好きなタイミングで、手持ちの袋や箱に袴を詰めて宅急便でポン。
また料金も、店舗型のクリーニング屋さんよりお得なことが多いんです。
リナビスなら袴もセット料金でお得!
例えばリナビスの場合、送料無料お試し5点セット5,900円に袴を入れてOK!
あとはコートでも浴衣でもとにかく5点で5,900円だから、、1点あたりにしたら1,180円と、とってもお得なんです。
他のクリーニング店に出したら料金の嵩みそうな大物(笑)コートなどと一緒にリナビスに送れば、ピシッと綺麗になって戻ってきます。
リネットは袴を見てから料金を決める
リネットは袴が工場に到着した時の検品によってクリーニング料金が決まります。
価格は、素材などにより2,000円~、式典用でも4,000円前後になることが多いよう。
お試し初月は月会費無料だし、30%オフだし、この機会に袴で一度リネットを試してみるのも良いですね!
袴をクリーニングに出す時の注意点
クリーニング店に袴を持っていくときに気を付けることをまとめてみました。
クリーニング依頼ポイント1:袴の刺繍部分の色落ちに気を付けてもらう
袴のクリーニングで気を付けたいのは、氏名や模様など刺繍の有無。
白など薄い色の刺繍が入っている場合、本体の濃色からの移染に注意しましょう。
ポリエステル糸でなく、絹糸で濃色の刺繍がある場合は、刺繍自体の色落ちも心配です。
クリーニングに出す際、一言「刺繍部分に気を付けて仕上げてください。」とお願いを!
クリーニング依頼ポイント2:袴のヒダに気を付けてもらう
袴のアイロンがけはプロでもたいへん!
ましてクリーニング屋さんで使ってるプレス機やアイロンは業務用ですから、家庭のものよりずっと高温。
一度間違ったラインがついたらなかなか元に戻りません。
袴をクリーニングに出す際は、「ヒダに気をつけてください」と一言お願いしましょう。
何も言わなくてもきちんと仕上げてくれるのがプロですが、忙しいと、そこは人間・・・。
やり直しなんて事態を避けるためにも、一声掛けて注意してもらいましょう。
袴のクリーニング期間
袴をクリーニングに出して、どれくらいの日数で戻ってくるのでしょうか。
クリーニング店によって差はあるもののだいたい2~3週間というところが多いようです。
すぐ袴を使う予定がある方は、仕上がり時期をしっかり確認するようにしましょう。
自宅洗濯かクリーニングに出すかは袴の素材と用途で判断
料金の箇所でお話ししたように、袴には武道用と式典用があります。
違いやお手入れについてみていきましょう。
剣道・弓道・その他武道用の袴のクリーニングについて
剣道など武道にとって着装は所作礼法とならんでとても大切なもの。
だらしなくヒダのとれた袴では上達もままなりません。
武道用の袴は、素材によってお手入れが異なります。
品質表示のタグを見て確認しましょう。
- テトロン袴
小学生の練習用などに使われます。
化学繊維を化学染料で染めたもので、色落ちも縮みもほとんどありません。
洗濯機で洗って大丈夫!
ヒダが取れてきたら、一度クリーニングに出すことを考えましょう。
- 綿袴
木綿を藍染で染めた袴です。
生地の綿には5000~14000まで番手があり、数字が大きくなればなるほど密度の高い重厚な布となります。
美しい色合いと風格がありますが、色落ちが激しい上に、ヒダが取れやすく、自宅での洗濯は大変!
クリーニング店にお任せしたいのがこの綿袴です!
式典用の袴のクリーニングについて
卒業式や七五三などの行事のために、購入したり、親戚・友人から借りたりした式典用の袴。
一度しか着ていないし、と思ってしまいがちですが、油断は禁物です。
一日着用した袴は、汗や埃、食べこぼしなどで結構汚れているもの。
目立つシミがないからとそのまましまうと、時を経て汚れが浮き上がったりしてしまいます。
きちんとクリーニングに出してから、収納したり、お返ししたりしましょう。
武道用袴のところでお話ししたように、素材によっては自宅で洗えるものもありますが、高価な袴の中には着物専門のクリーニング店にお願いした方が良いものもあります。
特に借用した袴の場合は、自宅洗いは避けた方が無難です。
先方にいつも使っているクリーニング店を確認するか、相応のクリーニング料金を考慮したお礼を用意すれば万全ですね!
綿などの袴のアイロンがけのポイントはガムテープ
袴のアイロンがけで一番やっかいなのは、プリーツ部分ですよね。
綿素材でもポリエステル素材でも、袴は生地が厚いので、一度アトが付くと、元にはもどりにくいのがデメリットです。
アイロンの温度は、素材にあった温度に合わせます。
温度は最高でも「中」に設定した方が、色褪せを防ぎやすいでしょう。
ヒダ部分をきれいに仕上げるには、ガムテープを使います。
まずヒダをそろえた後、袴の裾と真ん中あたりにガムテープで固定します。
アイロンをかけてヒダが揃ったら、そこにガムテープを移動させながら、まだかけてないところにアイロンをかけていきます。
糊でベタベタにならないように、ガムテープの上からアイロンをかけないように注意してくださいね。
クリーニング屋さんでもてこずることのある袴のアイロンがけですから、焦らずにいきましょう。
クリーニング屋で袴のアイロンがけだけ頼みたい!?
袴のアイロンがけはちょっと難しいし、時間もないという場合もありますよね。
そんな時、町のクリーニング屋さんで、袴だけアイロンがけってしてもらえないかなとちょっと思いませんか?
しかし、残念ながら、店頭での袴のアイロンがけはしてもらえないことが多いようです。
なぜかというと店頭にはアイロンがなく、工場で一括でクリーニングしていることがほとんどだからです。
クリーニング屋さんのアイロンは、130度位の蒸気が出るので、袴のような厚手の生地をのばしやすいです。
蒸気なので焦げることも少ないですし。
しかし、店舗でアイロンだけしてもらうことは難しいようです。
七五三や卒業式など式典に着用した袴はクリーニングへ
七五三や式典で利用してその後しばらく着ない袴は、クリーニングに出しましょう。
目立った汚れがなくても、見えない汗や食べこぼしは、虫食いやシミの原因に。
クリーニングに出して清潔な状態にしておけば、次のお子さんや誰かに譲ることもできますね。
料金の箇所でお話ししたように、袴には武道用と式典用があります。
違いやお手入れについてみていきましょう。
剣道など武道にとって着装は所作礼法とならんでとても大切なもの。
だらしなくヒダのとれた袴では上達もままなりません。
武道用の袴は、素材によってお手入れが異なります。
品質表示のタグを見て確認しましょう。
- テトロン袴
小学生の練習用などに使われます。
化学繊維を化学染料で染めたもので、色落ちも縮みもほとんどありません。
洗濯機で洗って大丈夫!
ヒダが取れてきたら、一度クリーニングに出すことを考えましょう。 - 綿袴
木綿を藍染で染めた袴です。
生地の綿には5000~14000まで番手があり、数字が大きくなればなるほど密度の高い重厚な布となります。
美しい色合いと風格がありますが、色落ちが激しい上に、ヒダが取れやすく、自宅での洗濯は大変!
クリーニング店にお任せしたいのがこの綿袴です!
卒業式や七五三などの行事のために、購入したり、親戚・友人から借りたりした式典用の袴。
一度しか着ていないし、と思ってしまいがちですが、油断は禁物です。
一日着用した袴は、汗や埃、食べこぼしなどで結構汚れているもの。
目立つシミがないからとそのまましまうと、時を経て汚れが浮き上がったりしてしまいます。
きちんとクリーニングに出してから、収納したり、お返ししたりしましょう。
武道用袴のところでお話ししたように、素材によっては自宅で洗えるものもありますが、高価な袴の中には着物専門のクリーニング店にお願いした方が良いものもあります。
特に借用した袴の場合は、自宅洗いは避けた方が無難です。
先方にいつも使っているクリーニング店を確認するか、相応のクリーニング料金を考慮したお礼を用意すれば万全ですね!
袴のアイロンがけで一番やっかいなのは、プリーツ部分ですよね。
綿素材でもポリエステル素材でも、袴は生地が厚いので、一度アトが付くと、元にはもどりにくいのがデメリットです。
アイロンの温度は、素材にあった温度に合わせます。
温度は最高でも「中」に設定した方が、色褪せを防ぎやすいでしょう。
ヒダ部分をきれいに仕上げるには、ガムテープを使います。
まずヒダをそろえた後、袴の裾と真ん中あたりにガムテープで固定します。
アイロンをかけてヒダが揃ったら、そこにガムテープを移動させながら、まだかけてないところにアイロンをかけていきます。
糊でベタベタにならないように、ガムテープの上からアイロンをかけないように注意してくださいね。
クリーニング屋さんでもてこずることのある袴のアイロンがけですから、焦らずにいきましょう。
袴のアイロンがけはちょっと難しいし、時間もないという場合もありますよね。
そんな時、町のクリーニング屋さんで、袴だけアイロンがけってしてもらえないかなとちょっと思いませんか?
しかし、残念ながら、店頭での袴のアイロンがけはしてもらえないことが多いようです。
なぜかというと店頭にはアイロンがなく、工場で一括でクリーニングしていることがほとんどだからです。
クリーニング屋さんのアイロンは、130度位の蒸気が出るので、袴のような厚手の生地をのばしやすいです。
蒸気なので焦げることも少ないですし。
しかし、店舗でアイロンだけしてもらうことは難しいようです。
七五三や式典で利用してその後しばらく着ない袴は、クリーニングに出しましょう。
目立った汚れがなくても、見えない汗や食べこぼしは、虫食いやシミの原因に。
クリーニングに出して清潔な状態にしておけば、次のお子さんや誰かに譲ることもできますね。