「ワンピースをクリーニングに出したらすごく高くてびっくり」ってことありますよね。

ここでは、ちょっと複雑なワンピースのクリーニングの料金相場や頻度、家での洗い方についてお話します。

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ワンピース何回着たらクリーニング?

ワンピースは、どのくらいの頻度でクリーニングに出す人が多いのでしょうか。
ある統計によれば、約50%の人が「2~3回着たらクリーニング」、20%の人が「1回着るごとにクリーニング」と答えています。
「4~5回は頑張る」という人も約20%、「6回~10回でも平気」という人もちらほら。

着るたびにクリーニングに出したい気持ちはあるけれど、生地が傷むのも心配だし、料金も気になりますよね。

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ワンピースのクリーニング料金は少し複雑

ワンピースをクリーニングに出すと、料金は1,200円前後が標準(850円~1,600円)です。
でもこれ、あくまで一般の素材・普通の着丈・装飾のないシンプルなワンピースの場合。
ワンピースのクリーニング料金は、素材・着丈・デザインによってかなり変わります。

素材が上質なワンピースのクリーニング料金

カシミア、アンゴラ、モヘア、シルク、ベロアなど上質素材のワンピースの場合、標準料金に+480円ほど加算される事があります。
また襟など一部にファーが使われている場合も、+760円程度。
両袖口にファーがついていたりすると、+4,000円となってしまうことも。
そもそも上質素材のワンピースの場合、ローヤルやハイクラスといった特別なクリーニングを勧められることも多く、結局標準の2倍近い料金となることがあるようです。

着丈・デザインで異なるワンピースのクリーニング料金

調査したクリーニング店の中には、標準1,200円に対し、ロング丈は1,800円となるところがありました。
またフリルのあるデザインやプリーツスカートデザインだと、300円前後の追加料金がかかるところが多いようです。
プリーツの数11本以上だと別料金というように細かい規定を設けているクリーニング店もありますので、必ず事前に確認しましょう。

ワンピース型礼服はワンピースのクリーニング料金ではない

夏場のブラックフォーマルでは、ジャケットなしでワンピースだけのスタイルもよく見かけます。
礼服ワンピースをクリーニングに出した場合、礼服料金が適用され、普通のワンピース料金よりクリーニング代金が2~3割高くなることがあります。

礼服は、

  • 深い黒色でアイロンによるテカリがでやすいので、機械プレスをせずハンドアイロンで形を整える必要があるため
  • 着る頻度が低いので、抗菌防臭加工を施したり、防虫袋をつけたりするため

クリーニング店によってサービスは変わってくるものの、主に上のような理由でクリーニング料金が高いのです。

おしゃれワンピースはパーティードレスのクリーニング料金になってしまうことも?

私たちがワンピースを購入するとき、「これ素敵なランチにぴったり。コサージュやスカーフなど小物でアレンジすれば、結婚式の二次会もOK?」とちょっぴり華やかなデザインを選ぶことありますよね。

自分ではおしゃれなワンピースくらいの気持ちでクリーニングに出したら、その代金がびっくりするほど高くなることが?!

それは、クリーニング店が、そのワンピースをパーティードレスだと判断したからなのです。
素材やデザイン、ビジューやレース、プリーツの有無など判断の基準はお店によってそれぞれ。
通常のワンピースの2倍以上のクリーニング料金となることもあるので、注意が必要です。

トラブルを避けるためにも、ワンピースをクリーニングに出す際は、お店の人と料金についてよく話をして、納得してからお願いするようにしましょう。

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ワンピースはお家洗いorクリーニング?

ワンピースを自宅で洗うかクリーニングに出すかのポイントをお話しします。

ワンピースについている洗濯タグをチェック

当たり前かもしれませんが、ワンピースについている洗濯タグを見て、自宅で洗濯機か手で洗えるものなのか、クリーニングに出すべきものか判断しましょう。

しかし、ドライクリーニングと書かれている7~8割が家で洗えると言われることも。
ワンピースのクリーニング代はなるべくかけたくないと、家で洗えるものは洗いたいですよね。

ただ、洗濯タグはその衣類に適した洗い方を表すものなので、マークに従った方が間違いはないですね。

自宅洗いかクリーニングかをワンピースの素材で決める!

洗濯マークでは自宅洗いOKになっているものの、洗うのがちょっと心配・・・。
そんな時は、ワンピースの素材によって、洗うかクリーニングに出すか決めましょう。

自宅で洗える普段使いワンピースの素材

綿・麻・ナイロン・ポリエステル・ポリウレタンは、比較的、自宅で洗いやすい素材です。
ただし、アイロンをかける時は洗濯タグの表示に注意して、温度を変えましょう。

クリーニングに出したほうがいいワンピースの素材

ウール・シルク・カシミヤ・アセテート/トリアセテート・レーヨン・キュプラはクリーニングに出したほうが無難な素材です。

ウールは洗濯機などの刺激で生地が硬くなることが多く、カシミヤ・シルク・レーヨン・キュプラは水に弱かったりシワになりやすかったりという性質があります。

また、素材が混合しているワンピースについても、クリーニングに出す方がベターです。

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