11月8日、朝日新聞の夕刊に気になるニュースを発見しました。

近所にもある「うさちゃんクリーニング」で保管サービス付きでクリーニングした衣類が約束の時期になっても届かないという。
さらに驚きなのは、保管付きで預けた衣類はすぐに洗わずにほったらかしだというのだ!!

オフシーズンのクローゼットがすっきりする(*´▽`*)と、大人気の保管サービス付きクリーニングにこんな落とし穴があったとは・・・

今、特に大人気の宅配で保管サービスのついたクリーニングはどうなっているの??
気になる真相を調べてみました。

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保管とクリーニングがセットになった保管付きクリーニング

保管サービス付きクリーニングとは、ズバリ!洗った後の保管がセットになったサービスです。

保管期間は各社まちまちですが、最長9ヶ月保管してくれる所もあり、保管期間も自分で決められる所がほとんど。
シーズンオフのかさばるコートやダウンなどが預かってもらえて、クローゼットがすっきりすると大人気です。

ただ、「途中で必要になった」とか「保管期間の変更」は対応が難しい面もあります。
また、対応してくれても1ヶ月から2ヵ月程度かかったり、すぐには手元に戻りません。

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保管サービス付きクリーニングの問題点はほったらかし!?

一般の私達からみれば、クリーニングに預けたらすぐに洗って綺麗な状態で、安全に保管されていると思っている方がほとんどではないでしょうか?

今回うさちゃんクリーニングで問題になったのは、預かった衣類をすぐに洗わないということ。
汚れた衣類が汚れたままほったらかしにされているという事実!

でも、これは業界の常識?暗黙の了解というからさらに驚きです。
クリーニング業界の仕組みは・・・

  1. 繁忙期(4月~6月)に保管サービスをつけて一旦預かる
  2. 洗わずにそのまま保管
  3. 閑散期(7月~9月)に洗う

となっているらしい。

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人気の保管サービス付き宅配クリーニングで比べてみた!

では、今大人気の宅配クリーニングの保管付きサービスはどうなっているのか?
宅配人気大手のリネットとリナビスに聞いてみました。

リネット リナビス
保管期間最大8ヶ月 保管期間最大6ヶ月
すぐに点検、シミや汚れのあるものはすぐに洗う(それ以外はそのまま保管)
保管倉庫で20℃、湿度60%で管理 保管倉庫で管理(適温、適湿度で管理)
2、3ヶ月倉庫で保管後、クリーニング工場へ(自社工場ではない) 自社のクリーニング工場で空き状況で随時洗っていく
出荷前点検するが、そのまま出荷 出荷前点検にてシミやシワがあれば再洗いしてから出荷

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2社を比較した結果のメリットとデメリット

このように2社を比べてみると、やはり違いがあるのが分かります。

どちらも到着後すぐに点検して、シミや汚れのひどい衣類はすぐに洗っています。
これは、シミや汚れは時間が経つと取れにくくなるからですね。

リネットのメリットとデメリット

リネットのメリットは、保管倉庫の保管環境がよいことです。
衣類に最適な温度20℃、湿度60%で完璧に管理されています。

反対にデメリットは、出荷前点検でシミなどがあっても、洗い直しはしないことです。
それは、保管環境に自信があるので、クリーニングに問題があるケース以外は洗い直さないそうですよ。

リナビスのメリットとデメリット

リナビスのメリットは、自社工場で洗うので随時空き状況で洗うので、効率よくクリーニングされていること。
あと、なんといっても出荷前の点検で何かあれば、再洗いをしてから発送してくれる安心ですね。

デメリットは、リネットに比べると保管環境の広さや温湿度管理が十分でないのかもしれません。

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保管サービス付きクリーニングをまとめます

今回、預けた衣類がほったらかしにされるというショッキングなニュースに驚きました。
ただ、クリーニングせずに置いておいても生地や品質には問題ないということなんです。

特にシミや汚れがひどいものには、迅速な対応しているようで少し安心ですね。

何といっても、保管付きクリーニングはクローゼットがすっきりする便利なサービスです。
まして、宅配の保管サービス付きクリーニングは運ぶ手間や引き取る手間も省けて一石二鳥!
その保管付きクリーニングの内容をよく理解して、上手く便利に利用したいですね。

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