11月15日配信のみんなの経済新聞ローカル版に気になるニュースを発見!
「さいたま市ニュービジネス大賞グランプリは「ベッドマットレス洗浄サービス」という記事。
(出典元:YAHOOニュースJAPANみんなの経済新聞)
ベットマットレスが洗えるの??!!・・・え?洗えないでしょ?
ベットマットレスといえば、大きい!重い!洗えない!せいぜいファブリーズして、乾かすくらいが関の山ですよね。
でも、洗うといっても見て見ぬふりをしてきた謎のシミもキレイになるの?そもそもベットマットレスをどうやって洗うの??
疑い深い皆さんの為に(私の為に)ベットマットレス洗浄の日動クリーニングさんを調べました。
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本当に洗えるの?ベットマットレス
では?大きくて硬いベットマットレスをどうやって洗うのか?
その日動クリーニングさんでは、まずは自社開発のマットレスクリーニング溶剤をたっぷりとマットレスにしみ込ませます。
この溶剤がウィルバスBCW01・02というものなんだそう。
これは食品添加物の許可もあって、口に入れても無害で安全だという。
高圧高温100℃のスチームを使って、マットレスの中をしっかり除菌。
高圧スチームってケルヒャーがもっと業務用になったイメージだそうですよ。
でも「洗う」といっても下に水がしたたり落ちるほどではなく、あくまでも「たっぷりしみ込ませる」という感じ・・・
マットレスのシミやカビの黒ずみもとれる
長いこと洗えなかったマットレスだから、得体のしれないシミや黒ずみもありますよね。
これは取れるのでしょうか?
「もちろん取れますよ!クリーニング屋ですから」という力強いお答え。
布団やマットレスについたシミやカビが取れたら、気持ちよく眠れるのは間違いないです。
そんなに濡らしてもスプリングは錆びません
まず思ったのが、そんなに濡らしたらベットのスプリングが錆びるでしょ!という不安。
でも、このウィルバスBCW01・02は腐食性がないのだというから驚きです。
さらに日動クリーニングさんが導入したのは、移動式の乾燥車だという。
これは80℃以上の高温で40分~60分ほどで乾かせて、キングサイズも入る大きな乾燥車です。
これで中の中までしっかりと乾燥させるため、スプリングも錆びません。
ベットマットレス1枚16,000円也
ではベットマットレスのクリーニング料金は1枚いくらでしょうか。
シングルサイズで1枚16,000円です。
サイズによって料金は変わり、一番大きいキングサイズで24,000円とのこと。
ちょっと高いかなぁ・・・と感じてしまった私ですが・・・
これを高いと感じるか、安いと感じるかはあなた次第(笑)
現在は出張して現地で作業しているので、5台以上でないと注文が受けられないとのこと。
主な顧客は病院やホテル、老人ホームなど
6月に始まったばかりだというベットマットレスクリーニング。
ニュービジネス大賞グランプリもとったばかり!
まだまだこれからの商売とのことだが、今の主なお客さんは病院やホテル、老人ホームなどの団体のお客さまという。
こういうたくさんの方が1つのマットレスを使用する施設では、床じらみやノロウイルスなどの感染症が発生すると営業停止になります。
感染症がおさまっても、一度発生した感染症による風評被害はなかなか消えません。
感染症予防や対策として、半年に1度が効果的です。
また、そのスチームを室内に噴霧することで空間除菌もできるというおまけつきです。
残念ながら個人宅の出張はしていない
現段階では、個人宅のベットマットレスは受けつけていないとのこと。
その理由は・・・
- 個人宅では作業するスペースがない
- 枚数が少ないと採算がとれない
そのため、持ち込みのみで注文を受けているそうだが、いずれは個人宅にも展開していきたいそうです。
布団は洗えてもベットマットレスは洗えないという常識を覆す
クリーニング業界にあった「ベットマットレスは洗えない(採算がとれない)」という常識を破ったニュースなのだと感じました。
だからこそのニュービジネス大賞グランプリなのでしょう。
今まであったベットマットレスのクリーニングといえば、ファブリーズの業務用的なものをかけて送風機やハンドドライヤーで乾かす、といった簡易的なものがほとんどでしょう。
オリジナルのクリーニング溶剤を使って滴るほどにしみ込ませ、専用の乾燥機を導入するあたりに日動クリーニングさんのチャレンジ精神を感じます。
願わくばもっと手頃な値段になると使いやすいなぁということと、1枚でも自宅まで来てくれるいいですよね。
もっと気軽にベットマットレスが綺麗になると、もっと気持ちよく眠れて生活の質が上がること請け合い!
これからのベットマットレスクリーニングに期待したいですね。
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