ポコポコになったボンディングコート～元店長ザブ子のつぶやき09～

どうも～ザブ子です。
ボンディングのコートってお持ちですか？
これ、旦那さんのコートなどに多い素材です。
ハリがあって、とってもファッショナブルで大人気！

でも、大丈夫？？
そのコート、ポコポコと空気が入ったようになっていませんか？

ボンド＋ingで、BONDING(ボンディング)です。
すなわち、表地と裏地を接着剤で張り合わせてある衣類のことを言います。
この生地を貼り合わせる接着剤に、ポリウレタンが使われているんですよ。

そうです！覚えていますか？
ザブ子のつぶやき08に出てきた、あのクリーニング泣かせのポリウレタンです。

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ポリウレタンはとにかく寿命が短いんです。
製造されてから2～3年という、耐久性が極端に短い素材です。

さらに湿気や摩擦に弱いという弱点もあります。
弱くなった所から接着剤が剥がれて、そこに空気が入ってポコポコしてきます。

そして、接着剤の溶けた跡が表面に黒ずみとなって、ベタついたりするんです。
こうなるとアイロンを当てても、染み抜きをしても、もう元には戻りません。

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ボンディングやポリウレタンは、洗ってはいけない商品です。
え？着るのに洗えないなんて・・・どうすればいいの～？という悲鳴が聞こえそうですね。

しいていうなら、なるべく汚さないように着るのが長持ちのコツです。
ですので、たくさん汗をかきそうな暑い日は着ない方がいいんです。
もちろん、雨の日もなるべくなら着ないほうがいいですよ。
本当に厄介な衣類です・・・

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保管の仕方もご注意下さい
高温多湿な場所は大の苦手。

どんな衣類でもそうですが、直射日光が当たる場所には置かないようにしましょう。
あと、よく擦れる部分（肘や首周り）なんかも劣化が早いです。

クリーニング屋さんでも、タンブラー乾燥は絶対ＮＧ！！
もし、クリーニングに出すなら、受付でボンディングであることを伝えて下さい。

ここまでダメばかりだと、ボンディングは買えなくなりますよね。
そう、そもそもボンディング生地は高温多湿の日本には合わない素材なんですよ。

2,3年使えばいいわ、と割り切れる人以外は、買わないのが賢明です。
とはいえ、見た目もシャープで人気の商品です。
弱点を理解して楽しんで下さいね。

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