
うっかりつけてしまったボールペンなどのインクなどの染み抜きにお困りではありませんか?
「ワイシャツのポケットにボールペンを入れたまま洗濯機で洗ってしまって、インクの染みが出来てしまった・・・」
「お気に入りの服に油性ペンをつけてしまった・・・」
などなど。
この記事では、お家で出来る、油性や水性のペン・ボールペンのインクの染み抜きについてご紹介します。
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油性や水性のペンやボールペン、ゲルインクの染み抜き方法
ついうっかりつけてしまったボールペンなどの染み抜きを、インクの種類別にまとめてみました。
用意するもの
油性のボールペンなどのインクの染み抜きには、中性洗剤と消毒用エタノールを、水性ペンにはエタノールのみを使います。
万年筆には中性洗剤と重曹を使います。
油性ペンや油性ボールペンの染み抜きに使うもの
- 消毒用エタノール
- 中性洗剤(台所用洗剤)
- 酸素系漂白剤
- ティッシュ
- タオル
- 歯ブラシ
水性ペン・水性ボールペン、ゲルインクの染み抜きに使うもの
- 消毒用エタノール
- タオル
- 酸素系漂白剤
万年筆のインクの染み抜きに使うもの
- 中性洗剤(台所用洗剤)
- 重曹
- ぬるま湯
色柄モノについたボールペンを染み抜きする時は色落ちチェックを
油性ボールペンなどのインクの染み抜きを始める前に、色柄モノが色落ちしないかチェックしましょう。
- 綿棒に消毒用エタノールや中性洗剤などを染み込ませ、衣類の目立たないところにつけます。
- そのまま5分ほど置きます。
- タオルで押さえて色落ちしないかどうか確認します。
※ビニールレザーや本革は、インクが染み込んでしまうため落ちません。
油性ペン・油性ボールペンのインクの染み抜き手順
ボールペン等の染み抜きは、消毒用エタノールで叩いた後、中性洗剤でもみ洗いします。
- シミの下にタオルを置き、消毒用エタノールをシミの上からかけます。
それから、ティッシュか歯ブラシで優しくたたきましょう。
染みの部分がだんだんタオルに移ってきます。 - タオルについた染みが濃くなって来たら、タオルをずらして汚れていないところに当てて、たたくようにします。
- 中性洗剤(台所用洗剤)を少しつけて、手でもみ洗いします。
- 染みが落ちたら水で洗い、後は衣類に合った洗濯方法で洗います。
水性ペン・水性ボールペンのインクの染み抜き手順
水性ペンやボールペンのインクの染み抜きは、消毒用エタノールを使って落とします。
- 裏からタオルを当てて、消毒用エタノールを含ませたタオルか布で叩きます。
- 染みが落ちたら、水ですすぎます。
- 最後に、その衣類にあった洗濯方法で洗濯しましょう。
ゲルインクのボールペンの染み抜きは漂白剤を使うのがベター
ゲルインクのボールペンの染み抜きは、基本的に水性ペンと同じように落とします。
しかし、完全にはシミが落としにくいです。
染みが時間の経過により黄ばみになった場合は、漂白剤を使って落とすようにしましょう。
ボールペンのインクの染み抜きが出来にくい素材
絶対ではありませんが、ボールペンのインクが落ちにくい素材があります。
それは、本革や合成皮革などの革製品。
ボールペンで有名なゼブラ社では、ボールペンの染み抜きができないものとしてあげられているもののひとつです。
ボールペンなどのインクの染み抜きは、無理をしないこと
ボールペンなどのインクは、紙に書いた文字が後世まで残るように、保存性を重視しているため、汚れが落ちにくいことがあります。
洗濯しようと、あまり強く叩いたり、もんだりすると、生地が傷む原因になります。
どうしても落ちないインクの染みについては、クリーニング店に相談しましょう。
基本染み抜き無料の宅配クリーニングも是非試してみてくださいね!
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