登山靴修理に出したいけど、結構高いみたい」
「値段の相場とか、かかる日数とかを知りたいわ」

そんなあなたのために、この記事では、登山靴の修理にかかる平均的な料金と、修理にかかる日数についてお話します。
また、登山靴の靴底のメンテナンス時期や、お手入れの方法もまとめました。

履きなれた登山靴をなるべく長持ちさせて、ぜひ登山を楽しんでくださいね。

登山靴の修理料金

登山靴の修理で最も多いのが底(ソール)の交換。

貼り替えるソールのグレードにもよりますが、両足で約10,000円~15,000円位になります。

靴紐をかけるフックの交換は1カ所1,000円前後
ほつれの補修は1カ所約1,500円~2,000円です。

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登山靴の修理にかかる時間

登山靴の修理は、だいたい3~4週間かかることが多いです。

返却予定日のギリギリに登山の予定がある方は、あらかじめ仕上がり日を聞いておくのと同時に、いつ使うかを伝えておくといいですね。

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登山靴の修理は、オンラインショップを利用する

重い登山靴を修理屋さんまで持っていくのは、一苦労。
そこで、登山靴を修理するなら、オンラインショップを利用しましょう。

申し込みの手順に従って、靴を段ボールなどに詰めて郵送するだけ。
これなら、修理後、取りに行く手間も省けます。

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登山靴の靴底(ソール)貼り替えの目安

登山靴のつま先やかかとの減りを放置すると、危険であるだけでなく、靴本体まで傷んでしまいます。

一説によると普通の山歩き60回、もしくは5年使用が交換の目安。
安全面も考えて、早めに修理に出すようにしましょう。

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登山靴のお手入れで修理頻度を最低限に

お手入れをすることで、登山靴を傷みから守り、修理に出す頻度を減らすことができます。

登山靴の汚れを落とす

  1. 靴の内部(フッドヘッド(中敷き)等)
    フッドベッド(中敷き)を取り出し、乾燥させます。
    汚れがひどい場合は、洗剤やブラシを使って洗いましょう。
    ライニングが革タイプの場合は、汚れを拭き取り、ナイロンタイプであればブラシなどで汚れをかきだしましょう。
  2. アッパー部
    起毛素材のヌバックは専用のブラシ、他は靴用のブラシを使うなどして、汚れを落とします。
    ブラシで落ちない汚れは、水洗いか、登山靴の油分を保ちつつ汚れを落とせる専用洗剤で洗うのがベター。
    靴ひもは、手洗いも良いですし、ネットに入れて洗濯機で洗うのも手間が省けます。
  3. アウトソール(靴底)
    水洗いの後、泥などの頑固な汚れは歯ブラシ使って落とします。
    つまった石には、ドライバーを使って取りましょう。
    ただし、靴底を傷つけないように。

登山靴を乾燥させる

風通しの良いところで、陰干しを3日程します。
特に革製の登山靴は、太陽に当てすぎるとひび割れの原因になります。

靴の内側が濡れている場合は、専用の乾燥剤を入れましょう。

登山靴に撥水をほどこす

汚れを落とし乾燥させた後、次は撥水処理をします。
汚れがついたまま撥水加工をすると効果が得られにくいので、必ず登山靴をきれいにしてから撥水加工します。

  • 皮革製ブーツ
    まず保革クリームを塗ってから、撥水スプレーをかけ、自然乾燥させます。
    撥水はスプレータイプを使うのがベターで、特にヌバックはクリームタイプを使うと風合いが変わってしまう場合があるので注意が必要です。
  • 布製(ファブリック)ブーツ
    部分的に皮革がある場合は、上の手順で皮革用の撥水加工をした後、布部分に撥水スプレーします。
    ヌバック、スエード、ファブリックの両方に使える撥水剤が1本あると、両方に使えて便利です。