どうも(∩´∀`)∩クリーニング屋元店長ザブ子で~す!
ラメとかスパンコールのついたキラキラのお洋服はお好きですか?

ザブ子が店長だったお店の一本裏の路地は、夜の社交場がたくさんありました。
世にいうフィリピンパブというお店で、じゃぱゆきさん(古い~💦)が働いていました。
そのお姉さん達がお店で着るドレスも、時々クリーニングにやってきたのです。

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夜の蝶のギンギラドレス

ブ子のお店はドレスのお取り扱いもしていました。
ドレスにも色々な種類がありましたが、一番高いものでウエディングドレス¥9,800でしたね。

お姉さんのギンギラドレスも、素材や飾りや長さによってお値段も様々です。
ちなみに、今回のドレスは紫のサテンでスパンコールが100個位ついてましたね。
クリーニング代は¥2,980でした。

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とれる可能性のあるスパンコール

お姉さんのそのドレスは、スパンコールが接着剤でくっついているタイプでした。
接着剤も時間がたつと接着力が弱まります。
ビーズやスパンコールのついたものは、取れてしまったりする事もありますよね。

このドレスも接着剤でくっついてるだけなので、スパンコールがとれそうでした。
「いくつかはとれてしまうかも」と説明してお預かりしました。

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ギンギラギンがさりげなくなった

洗い上がってみて、びっくりです。
100個ついていたはずのスパンコールが、3個しかついていないんです。
いくつかとれてしまうかも・・・どころの話ではありません(´;ω;`)ウゥゥ

ギンギラギンのスパンコールがさりげなくなってしまったのですから・・・
キラキラしていたドレスも、すっかり色褪せてみえます。
ドレスを洗った洗濯槽は、取れてしまったスパンコールがキラキラしていたそうな・・・

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アイ・ジョス・コ~~(OH MY GOD)

お客様が来店され、スパンコールが取れてしまったドレスをみて一言。
「アイ・ジョス・コ~」Σ(⦿◇⦿ノ)ノ
(これ、タガログ語で「オーマイガッッ」って事らしいですね)

そしてなにやら電話をし始めたお姉さん。
ものの5分ほどすると、店内は夜の蝶のお姉さん方でいっぱいになりました。
フィリピンの方々は仲間意識も強いので、一声かかればすぐに駆けつけます。
そして「アイ・ジョス・コ~」の大合唱(笑)

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修理で無事ギンギラギンになる

お姉さんの中でも、かなり日本歴の長いリーダーさんが通訳をしてくれました。
専門の修理やさんで修理をして、元通りに直すのを約束しました。
取れてしまった数は多いけれど、つけ直す修理はさほど難しくないんです。

納得したお姉さん方はひらひらと、夜の街へと飛んでいったのです。
数日後、修理を終えたドレスはほぼ元通りギンギラギンになってお姉さんの元に帰りました。
メデタシメデタシ

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よく点検してから出しましょう

ここまで多くなくても、ビーズやスパンコールのついた洋服は多いですよね。
中には接着剤でくっついているだけのものや、デザインをジャマしない細い糸で縫い込まれているものもあります。
糸が切れたりして、飾りが取れたりする事もあるんです。

クリーニングに出す時は、糸が弱っていないか、接着剤が剥がれていないか点検してから出しましょう。
店頭で一声かけるのも忘れずにお願いします。

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