おしゃれさんのお部屋・・・知らず知らずのうちに増えていく帽子。
それぞれ季節のものもあって、さて?収納に困っていませんか?

ハット・キャップ・はたまた麦わら帽・・・
帽子は種類も形も色々です。

お子さんの園帽子をしまうにも、次に使うまで綺麗にとっておきたいですよね。

ここでは帽子を種類別に保管する方法や、そのお手入れ法を集めてみました。

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帽子は洗う事を前提に作られていない

帽子のお手入れで知っておきたいのは「帽子はそもそも洗う前提で作られていない」という事です。

スーツやシャツなどの衣類は、洗ってまた着る事を前提にしています。
そのため、洗濯やクリーニングが可能に出来ていますが帽子は違います。

デザイン重視でできているため、洗濯もクリーニングも✕表示のものがほとんど・・・
洗うのは難しいので、プロに相談をして任せるのが安心なんです。

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洗わずに済むように汚さない術

元々洗わない前提なので、汚れを防ぐための予防が大事です。

でも、帽子のスベリ(帽子の内側のふちの部分)は汗がつきやすい所です。

予めスベリに布や汗取りテープを貼り付けておけば、帽子に汗がつきません。

最近では100均でも売っている汗取りテープ、こまめに取り替えるといいですね。

帽子を被った後は、スベリ部分を固く絞った濡れタオルで拭きます。

その後は、しっかり乾燥させてください。
汗や皮脂、残った水分はカビの原因になります。

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日常のお手入れ

ホコリは風合いや品質等の劣化を早めてしまいます。
柔らかい馬毛ブラシなどで、毛の流れに沿って優しくブラッシングし、埃や汚れを取り除いてください。

汗や汚れた箇所は、その部分を固く絞った濡れタオルで軽く叩くようにして拭き取ります。
その後、乾いたタオルで水分を充分に拭き取り、帽子の形を整えてください。

最後に風通しの良い場所に陰干し、しっかり乾燥させます。

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種類別帽子のお手入れ&収納法

帽子は種類も様々で、素材によってお手入れ法も違います。
種類ごとにまとめてみます。

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フェルトハット(中折れハット等)

フェルトハットはホコリがつきやすいので、ブラッシングが大事です。

埃をほうっておくと、毛に絡まって取れにくくなりますので、こまめにブラッシングしましょう。

普通、毛は時計と逆周りに流れていますので、上から見て反時計周りにブラッシングします。
あまり強く擦ると毛が傷んだり、抜けたリしますのでご注意を。

また、粘着テープは使用しないでください。

表面のホコリは取れますが、毛足の中に入り込んだホコリは取れません。
逆に粘着素材が帽子に残り、埃がつきやすくなりますよ。

フェルトハットが濡れてしまった場合

特にフェルトハットは湿気に弱く、水分が型崩れの原因になりかねません。

乾いたタオルで、表面をやさしく押さえて水分を拭き取ります。
この時、強く擦らないようにしましょう。

【してはいけない事】

  • ドライヤーで乾かす。
  • ついドライヤーで乾かしたくなりますが、熱風は変形・変質の原因に・・・

  • 塗れたまま掛ける。
  • 濡れている帽子は型崩れしやすいので、引っ掛けたりせず平置きで・・・

  • 洗濯ばさみは使用しない
  • 洗濯ばさみの跡がついてしまいます。

麦わら帽子

麦わら帽子には天然素材でできた本物の麦わらタイプと紙製タイプがあります。

価格が安い紙製タイプは非常に弱く、扱いにくさはあります。
なるべくは天然素材の麦わら帽子がお手入れも楽で長持ちさせられるようですよ。

天然素材の麦わら帽子

【自宅での洗いかた】

  1. ぬるま湯をはった洗面器に薄めにといた洗剤水を作ってひたします。
  2. ここでのポイントは、ツバはあまり濡らさないことです。
    一番柔らかくて型崩れしやすいので、濡れタオルで汚れを取るといいですよ。

  3. 使い古しの歯ブラシで繊維の流れに沿ってこすってゴミを落とします。
  4. 帽子全体はスポンジでこすると早く汚れが落ちます。
    もしリボンなどの飾りが付いていたら、外せるものは外して洗います。

  5. きれいな水で洗剤をすすいで流した後、乾燥タオルでおさえるように水分を吸い取って陰干しです。
  6. 陰干しする時に乾燥したタオルを丸めて帽子の内側に入れておくと、型崩れを防止します。

紙素材の麦わら帽子

紙の麦わら帽子はとても弱いので、出来るのはファブリーズとまめな陰干しくらいです。

消臭はファブリーズをタオルにつけてから、気になる部分をトントン叩くようにします。

でも、直接かけるのはNGです。
直接かけるとノリが溶け出したり、変色したり、型崩れの心配もあるんです。

それより、こまめに乾燥させることが大事です。
かぶるのは外だけにして、室内では脱いで陰干ししましょう。

キャップ

キャップは、汗をかくシーン(フェスなど)でかぶることも多いですね。

汗をかく場面で使ったらすぐに洗う方が良いですよ。
汗は変色やカビの原因になります。

自宅で出来るキャップの保管方法

  1. 着用後は陰干しで一日外に干します。
  2. 湿気を含んだ状態で密閉されたケースに折りたたんでしまうのはNGです。
    キャップとかフック掛けすると型崩れをする気がしますよね。
    でも、地べたに置くとキャップの内側=肌に触れた部分が地面と密封されるので、浮かせて風を通したほうがいいんです。

  3. 適度にクリーニングに出す。

ニューエラはクリーニング?

シールのはがれが一番心配なニューエラ。
自宅で水洗いは、ちょっと怖いですよね。

ネットで探すと、ニューエラの取り扱い実績が多く、自信あり!と謳うクリーニング店が見つかります。

クリーニング料金は2,000円程度~。
つばなど一部が皮革のニューエラも引き受けてもらえますよ!

幼稚園の通園帽子

通園帽子は、黄色のポリエステルのものやフェルトのものなど素材も様々です。

    【フェルトの通園帽子】

  • フェルト素材の帽子は、自宅で洗うのは難しいのでクリーニングをおススメします。
  • 型崩れや縮みを防いで、来シーズンや次のお子さんに備えましょう。
    【ポリエステルの通園帽子】

  • 比較的強い素材なので、自宅洗濯も可能です
  • 手洗いで洗い、形を崩さないように乾かしましょう。

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帽子の長期間保管のコツ

長期間保管する際は型崩れ防止の為、つば部分を上にして(ひっくり返して)収納します。
頭の方を上にしたまましまうと、型崩れの原因になります。

買った時に箱がついていれば、保管用に取っておいてもいいですね。
また、帽子保管用の箱などもありますよ。

陰干しをして、防虫剤と乾燥剤を帽子に直接当たらないように入れ、低温で風通しが良く湿気の少ない場所に保管してください。

ビニールに入れるのはNGですが、薄い布や和紙等で包んでもいいですね。

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洗いにくい帽子はクリーニングで!

帽子は自宅ではなかなか洗いにくいですね。
帽子はやはりプロにお任せするのが一般的です。

多少お金がかかっても、お気に入りの帽子はなかなか見つかりませんから大事にしたいです。
クリーニング店によって、取り扱いの有無や、値段も違います。

そこでみつけたのが帽子も扱う宅配クリーニングなんです。

元々ネットや電話で申し込んで、自宅で出して受け取れて人気の宅配クリーニングですが、帽子も洗ってくれるんですよ。
そちらの記事も、ぜひ読んでみて下さい。

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